米芾は北宋の書家,画家。

米芾は北宋の書家,画家。
宋の四大家の一人で、蘇軾(そしよく 1036~1101)
・黄庭堅(こうていけん 1045~1105)
・蔡襄(さいじょう 1012~1067)がいます。
米芾は母が英宗皇后の乳母であったため貴族社会に育ち、もっぱら詩書画の世界で活躍した。
書においては蔡襄・蘇軾・黄庭堅とともに宋の四大家と称され、米芾は4人の中で最も書技に精通していたそうです。
下記は今月課題の6文字

予を引き(席を)並べて

席を(並べて)而して座る
筆圧の変化、俯仰法(ふぎょうほう)、大小のリズム、起筆の妙、傾きにによる動的表現の妙特に而してふくらみのある線の表現にこだわって、臨書ください。
俯仰法(ふぎょうほう)とは左払いなど左に筆を運ぶ場合は筆管を左に傾けて手の甲を上にし(俯)、右払いなど右に筆を運ぶ場合は筆管を右に傾けて掌を上にする(仰)用筆法をいう。

→の部分を練習して、このような線質を出す練習をしてください。
坐は思い切り小さく筆脈に注意。
縦画の起筆は蔵筆、もしくは逆筆になるくらいの気持ちで書いてみましょう

章法とは
章法とは行の構成のしかた、中心のとり方のこと。
また、変化の妙をきわめ、かつ、全体の統一調和をはかる方法のことです。

最後に中本が臨書してみました。
仕事帰りに、初心者の皆様が楽しく学べる書道教室サークルです。
書道は世界に誇るわが国の独自の文化と教養です。
大切に伝統を皆様で継承いただき、 日本人として恥じない、書のたしなみを身につけよう!
「あなたの筆跡は心の鏡です」
(メラビアンの法則) 文字は第二のボデイランゲージとして、相手にあなたの印象を伝達します あなたの筆跡で性格や知性が判断されされていることをご存知ですか。
私達の団体は公共施設の場を提供頂き、区民の皆様が 気楽に楽しく、書の学習が出来るサークル活動をしています。
関連記事
-
- 六朝書の研究をすすめ独自の書風を確立した日下部鳴鶴の紹介 中本白洲...
初めて楷書を習う時、 初唐の虞世南(ぐせいなん)[孔子廟堂碑]、 欧陽詢(おうようじゅん)[九成宮醴泉銘]、… もっと読む »
- 2014年08月20日
- [未分類]
-
- 中本白洲は約9500文字搭載の賞状作成専用フォントを開発しています。...
白洲賞状フォントの魅力 賞状や表彰状、感謝状などは本来受賞者に敬意を 払い、感謝の気持ちを込めて贈呈したいもの… もっと読む »
-
- 昨年は皆様のために『ペン字学習の動画』を139本、YouTubeにUPしました。ご利用くだされば幸いです...
中本白洲です。昨年8月から皆さんの書道(ペン字)学習にお役立ていただきたく、動画を作り始めました。 一部、有料… もっと読む »